胆石は早めに治しましょう。
胆石はできても何ともない場合もありますが、胆嚢炎を起こしたら、とんでもない痛みを生じることになりますので、早めの治療を心がけましょう。最近はいろんな治療法があるので、気軽に治療しましょう。
胆石はやっかいな病気です
胆石は、肝臓から出る胆汁が固まってできる石で、肝臓から胆汁を腸に運ぶ胆管か、その途中で胆汁を溜めておく胆嚢かにできます。多少の胆石は通常できても、腸を通って排出されるのですが、貯まってしまう人だと、最初は自覚症状もないので、放置されてしまい、そのうち貯まった石が管に詰まったり、胆嚢内で細菌が繁殖して炎症を起こしたりして痛みを伴う症状を起こすことになります。これは胆石持ちの人すべてがなるわけではありませんが、放置していてある日突然激痛で病院に担ぎ込まれることになる場合もあります。さらに高齢になると、胆嚢がんの原因になることもあるのです。
胆石の原因
胆石の原因はコレステロールと一般的にいわれています。コレステロールによって胆汁が固まって、結石になるのです。特に食生活が欧米化してから胆石が多くなったといわれるように、肉類やマグロなどの脂分の多いものや、卵などのコレステロール値の高い食事を多く取っているとなりやすいといわれます。また朝食を抜いたり、酒を飲み過ぎたりもよくないといわれています。反対に胆石を予防するには、上記のような食べ物を控え、バランスのいい食生活をすることが肝要です。精進料理に代表されるような低カロリーで、豆類中心の食事が食事療法としては非常によいとされています。
胆石ができてしまったときは?
では胆石ができてしまった場合はどうすればいいのでしょう?そのまま放置しても一生なにも起きない場合もありますが、胆嚢炎や胆嚢がんになったら大変なことになります。まず痛みで身動きが取れなくなり、緊急入院ということになります。そうならないためにも、検査で発見されたら適時対処を怠らないことが重要です。サラリーマンであれば年1回の人間ドックがあり、そこでの超音波検査で見つかることが多いです。自営業の人も、人間ドックは定期的に受けて、チェックをしましょう。
胆石の治療方法は大きく分けて3つです。これ以上胆石ができないように食事療法で対処するか、レーザーで胆石を破砕するか、あるいは胆嚢ごと胆石をとってしまうかです。
食事療法
食事療法は、上で書いたように、脂分やコレステロール性の食事を徹底的に絶つということです。相当な忍耐が必要ですし、いまある石がなくなるわけではありませんので、確実に症状の悪化を止める作用はありません。どちらかというと後者2つの方法の補完的なものと考えた方がいいでしょう。
レーザー治療
レーザーで胆石を破砕するのは、日帰りで対処が可能ですし、比較的楽にできる方法です。ただし胆石のできやすい人は、たとえ食事に気をつけてもまたできることが多いので、定期的に石の状態をチェックして、またできたら再度破砕する必要があります。
胆嚢摘出手術
一番確実な方法が胆嚢ごと胆石を摘出してしまう方法です。先ほどもいったように、胆石ができやすい人は、またできます。でも胆嚢自体がなければ胆石が貯まることもありません(胆管にできる場合ももちろんありますが、それはかなりレアケース)。胆嚢自体は肝臓でつくった胆汁を溜めておくだけの器官なので、なければないで生きていくことはできるのです。細菌では腹腔鏡下で胆嚢を摘出する手術が胆石の手術としては一般的になりました。入院でも4、5日程度、さらに最近は日帰り手術も可能になりましたので、気になるようでしたら早めに切ってしまいましょう。
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