にんにくのにおい消し
にんにくは滋養強壮だけでなく、血液もサラサラにしてくれるなど今話題の健康食品ですね。本当なら毎日でも食べたいところですが、あのにおいが気になるという人は多いと思います。にんにくのにおい消し方法をおさえておけば、そんな心配も解消しますよ。
にんにくのにおい
和食、中華、イタリアンなど、どの料理にも欠かせないにんにく。料理をおいしくするだけでなく、健康にもいいんですから、にんにくを食べない手はないですね。味だけならいいのですが、にんにくには独特のにおいがしますよね。おいしいけどにおいが気になるので、敬遠しているというひとは、特に女性には多いんじゃないでしょうか。食べてもにおい消しに気をつかいますし。
にんにくのあの独特のにおいはアリシンという物質によるものなのです。実はそのままの状態ではにんにくのなかにはアリシンは存在せず、アリインという物質としてにんにくの細胞中にはいっています。それが切ったり、刻んだり、すりつぶしたりなどして細胞を破壊すると、アイリンがアイリナーゼ酵素と反応してアリシンに変化するのです。そのため丸ごと加熱したほうが実はにおいは強くないのです。
アリシンの効果
にんにくのにおいの主成分であるアリシン。ではアリシンの成分が少ない無臭にんにくとかを選んだほうがいいのでしょうか?実はにんにくの健康効果はこのアリシンによるものが多いのです。アリシンは優れた殺菌作用があるだけでなく、体の糖質の代謝を促進する豚肉などに含まれているビタミンB1と結合してその働きを助ける効果があるのです。つまりにんにくの効能である殺菌効果や疲労回復というのは、あのにおいがあればこそなんですね。においが強ければ強いほど効果が高いということは、やっぱりにおい消しの対策を考えたほうがいいということです。
にんにくのにおい消しの方法
ではにんにくのにおい消しの方法を紹介しましょう。まず一番効果的なのは最初ににんにくを丸ごと加熱処理することです。つまり丸ごとゆでるか電子レンジでチンしてしまうのです。これはアリシンを生み出すアイリナーゼ酵素が熱に弱いため、丸ごと加熱をしてしまえば、その酵素を破壊することができるので、アリシンの発生自体をおさえることができるわけです。でもこれだとせっかくのアリシンが少なくなってしまいますから、にんにくパワーも半減ですね。
ではにんにくのアリシンパワーはそのままで、つまり普通に料理につかって、そのにおいをおさえる方法ですが、よくいわれているのは牛乳を飲むというものです。牛乳のタンパク質とアリシンが結合してにおいをおさえてくれるということらしいですが、以前NHKの番組で実験していたときは、あまり効果がないということをいっていました。ほかに牛乳と同じように知られているのはみそ汁、野菜ジュース、青汁などですが、個人的にはゆっくりと何度も口のなかでころがすようにして飲み込めば、それなりには効果があると思います。でもにんにく食べたあとに牛乳ってちょっとあわなすぎという気がします。
もっとも効果があるといわれているのは生きた酵母の入ったお酒を飲むこと。特に有名なのが韓国のマッコリ酒。韓国はほとんどの料理ににんにくがはいっているといってもいいくらいのにんにく大国ですから、そのにおいをおさえるための知恵がちゃんとあるということですね。ただし日本で手に入るマッコリ酒は加熱処理したものがほとんどなので、生きた酵母は入っておらず、残念ながら効果はほとんどありません。日本でも地ビールなどで生きた酵母が入っているものがありますが、残念ながらこれも手に入りにくいので、一般的とはいえないです。
西洋ではパセリがにんにくのにおい消しのために、つけあわせとして出されることが多いようです。ただし西洋の場合は、日本や韓国のように、にんにく自体の成分にはたらきかけてにおいを消すというよりは、強いにおいを強いにおいでかき消すという香水なんかと同じ考え方のように思います。
一番お手軽かつ効果が高いのが、リンゴを食べることです。できるだけ食べたらすぐに食べるのがいいようですが、結構効果があります。りんごなので季節はあるといえばあるのですが、100%リンゴジュースで代用してみるのもいいかもしれませんね。

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