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天然かき氷とは?



天然かき氷とは、平安時代から続く冬の寒さを利用した伝統的な製法でつくった天然氷をもとにつくるかき氷のことです。秩父長瀞の天然かき氷店、阿左美冷蔵さんは、もともとは明治から続く天然氷をつくる蔵元さんです。天然かき氷は、まろやかな冷たさで頭がいたくならならず、さらにかき氷にしても溶けにくいのです。

阿左美冷蔵について

天然氷蔵元、阿左美冷蔵さんは国道140号線からちょっとはいったところにあります。古い民家を使ったお店は、過去にタイムスリップしたような趣。店内だけでなくテラスもあるので、緑に囲まれた庭も気持ちがいいです。現在の蔵元である4代目は、天然氷をつかった氷画という独自のアートを考案した芸術家でもあるので、氷室を改造してギャラリーにしたりなど、単なるかき氷やとはまったく違った独特なお店なんです。
ここでは自社でつくった天然氷を使ったかき氷を1年中提供しています。メニューは野いちご、白桃、里のぶどう、氷糖みつが定番で、それ以外にも季節に応じて桜あずき、甘酒、くるみミルク、山ぐり、お芋あずき、黒みつきなこなどが供されています。お値段も600円からと手間隙かかった貴重な天然かき氷としては納得のお値段ではないでしょうか。
最近はテレビなどでも紹介されたことで、年間2万人も訪れる超人気スポットになりました。あまりに人気店になってしまったため、ピークの時間帯は1、2時間待ちがあたりまえです。混雑を避けたい人は、できるだけ早い時間に行きましょう。

天然氷の作り方

天然の氷は、まだ氷が貴重だったころ、公家や大名など特権階級の人たちしか手に入れることのできない貴重な品でした。しかも昔は運ぶ時間もかかるため、つくころにはかなり溶けてしまい、ほんの一握りが残るだけという、とても贅沢な物だったのです。
この天然氷ですが、冬場にしか作れません。昔は冷凍庫なんてなかったわけですから、自然の寒さで凍らせているのです。製氷、採氷は山の谷間で一年中太陽の光があたらない場所で行っています。階段状になった大きな木枠のプール3つに近くの渓流から引いた水を張っておいて、出来上がったら切り出し、お店の氷室に保管します。露天で氷結させているので、水を引いたらそれでおしまいというほど簡単な話ではなく、表面についたゴミが一緒に凍ってしまわないように、お水の管理はこまめにやらないとならないので、天然といってもとっても手間暇がかかっています。そのため年1回、40トン程度しかつくることができない、まさに幻の氷なんです。

阿左美冷蔵への行きかた

阿左美冷蔵はどちらも長瀞ですが、金崎本店と宝登山の2店舗あります。電車の場合、秩父鉄道の上長瀞、長瀞駅から5分程度の距離ですが、秩父鉄道自体があまり便のいい電車ではありませんので、車でいくのが一般的でしょう。車の場合は関越自動車道花園インターから国道140号線を20分ほど走れば到着します。ただし車を止めるスペースがほとんどないので、休日の場合は、近所のガソリンスタンドで有料の預かりサービスをやっていますので、それを利用しましょう。東京からすいていれば1時間程度の距離です。暑気払いにいかがですか?


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